本当に久々の更新となります。申し訳ありません。
今当会で企画しているてっけん通信のオンライン記事はもう少しで順次出せそうですので、このブログもそろそろ本格的に稼働させていきたいと思います。


さて、鉄道友の会により今年度の「ブルーリボン賞」、「ローレル賞」が選定されました。

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今年のブルーリボン賞は近鉄80000系「ひのとり」!!

なお、ローレル賞はJR東海「N700S」JR東日本「E261系サフィール踊り子」が選定されました
今年度はブルーリボン賞とローレル賞ともに特急形電車が総ざらいするという結果になったようですね
なんといっても弊学の最寄り路線である近鉄からブルーリボン賞受賞車が生まれたことが嬉しく思います。
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さて、この「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」は鉄道ファンなら1度は聞いたことがある賞と思いますが、実は何が違うのかイマイチぱっとしない…みたいな事もあるのではないでしょうか。実は割と違います

・ブルーリボン賞
このブルーリボン賞は「選定される前年に新しく営業運転を開始した鉄道車両の中から、最も優秀/画期的な車両で、その年度で最も優秀であると思う形式を鉄道友の会会員の投票により選定する賞」となっています。
選ばれるのは毎年度1形式のみです。

「その年を代表する車両」ということで、毎年どこかの新しい看板特急が選定されることが多い傾向がある賞となっており、ひのとりの前では西武001系「Laview」(2020年度)、小田急70000形電車「GSE」(2019年度)が選定されています。
最近だとちょっと面白いのが2018年度で、JR西日本「35系客車」が選定されています。ある意味旧客ですよこれ

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ちなみに近鉄、このブルーリボン賞を最も多く獲得した事業者で、これまでも
10100系ビスタカーⅡ(第3回)
20100系あおぞら(第6回)
18200系(第10回)
12400系サニーカー(第21回)
30000系ビスタカーⅢ(第22回)
21000系アーバンライナー(第32回)
21020系アーバンライナーnext(第46回)
50000系しまかぜ(第57回)
と8回もブルーリボン賞を獲得しています。今回のひのとりで9回目。本当に凄いですね…


・ローレル賞
いっぽうのローレル賞ですが、こちらは「主に技術面や先進性などで優秀な車両得票数に関係無く評価する賞」となっています。
こちらは毎年度1形式という制限がありません

ブルーリボンが投票で選ばれる以上、どうしても看板特急車両などの受賞に固まってしまうということで、主に通勤形や近郊形の車両から技術面で優れている車両を決定する賞という位置づけで制定されました。現在は車種の制限が無く、特急形でも関係なしに選定されます。昨年はJR四国の2700系が受賞しています

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なお、こちらも近鉄は複数回受賞しています。主に1980年代以降の一般車で受賞が多くなっています。
7000系(第27回)
5800系L/Cカー(第38回)
3220/5820/9020系シリーズ21(第41回)
22600系Ace(第50回)

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ただ、関西圏においてローレル賞を受賞した車両だと北急8000系JR西日本221系などの方が有名かもしれません。最近では叡山電車デオ730形「ひえい」がローレル賞を受賞しています。


というわけで、ひのとりがブルーリボン賞を受賞した話と、そもそもブルーリボン賞とローレル賞とはなんなのかという話でした。最初にも書いたのですがひのとりの受賞、やはり嬉しいですね。本当におめでとうございます。

ちなみにこのブルーリボン賞とローレル賞、実は「該当車無し」という項目があり今までも何度か受賞車無しという年があったりします。直近では2013年のローレル賞が存在していません。